交通安全教室2023.7.31

令和5年7月31日(月)、いわき市交通安全対策協議会の交通指導員さんをさくら保育園にお招きして、2歳児クラス以上の子どもたちを対象に「交通安全教室」を開催していただきました。
紙芝居を用いて指導していただき、イラストを見ながら子どもたちは道路の歩き方や交通ルールを学びました。

そのあと、実際に信号機を見て横断歩道の渡り方を実践しました。
「信号機を見て、右を見て、左を見て、もう一度右を見て、手をあげて歩く」と、教えられた通りきちんと横断歩道を渡る姿が見られました。

最後に、腹話術のお人形の「ケンちゃん」と「交通ルールを守ろうね。」とお約束をし、握手をしてお別れしました。

まだ危険予知能力が低い子どもは、どのような行動をとれば危ないのか、またどのような行動をとれば危険を回避できるのか判断することは難しいです。
例えば転がったボールを追いかけようと道路に飛び出したり、友達と追いかけっこをして人やものとぶつかったり、向かいの歩道に友達を見つけて赤信号でも渡ってしまったりすることも。
大人の世界では常識でも、子どもは「やりたい!」と思ったことを頭で考える前に行動してしまう傾向があります。
保育園の中という安全な場所から外に出ると、どんな危険が潜んでいるのか、考えるきっかけになり、自分で事故を未然に防ぐことができるようにもなります。
就学前の準備段階としても、交通ルールを学ぶことはとても重要です。