保育園児の歯科検診は、先月の内科検診同様、健康診断の一つとして児童福祉法・学校保健安全法により年2回実施することが定められております。
本日、令和5年5月11日(木)に嘱託医の玉橋先生(玉橋歯科医院)をさくら保育園にお呼びして、今年度1回目の歯科検診を実施しました。
0歳児クラスこうめ組から順番に診察。
小さいクラスの子どもたちは、口の中を見られるのを嫌がり必死に抵抗していました。
・0歳児クラスこうめ組
・1歳児クラスうめ組
・2歳児クラスすみれ組
大きいクラスの子どもたちは、玉橋先生の指示通りにしっかりと口を開け、診察後にお礼を言ってとても立派でした。
・3歳児クラスきく組
・4歳児クラスゆり組
・5歳児クラスひまわり組
本日お休みの子は、個別に「玉橋歯科医院」に行っていただき診察してもらいます。
生えたての歯は軟らかく虫歯になりやすいため、ご家庭と連携して子どもたちの歯を守っていきましょう。
尚、2回目の歯科検診は10月に実施いたします。
さくら保育園では3歳児クラスより昼食後に歯磨き指導を行っています。さらに4歳児クラスからは歯磨きとフッ化物洗口を併用して実施しており、虫歯予防に努めています。
フッ化物洗口(フッかぶつせんこう)とは、フッ化物水溶液を用いてぶくぶくうがいを行い、歯のエナメル質表面にフッ化物を作用させて、虫歯を予防する方法です。安全性や予防効果に優れた虫歯予防法で、子どもたちの健康的な歯の育成のために、歯科医師会の指導と福島県の支援により、いわき市の保健事業として4歳児以上を対象に実施しています。
『裏話』
平成26年度(2014年度)の全国調査で、福島県の6歳児の虫歯有病者率が65.5%で、47都道府県で最も多く全国ワースト1という不名誉な結果となり、福島県が緊急対策として「フッ化物洗口」推進事業を始めました。