コロナ禍の中、令和4年3月12日(土)に2歳児クラス以上対象の「第43回合奏会」をお遊戯室で開催しました。
さくら保育園の感染対策として、観覧保護者の密を避けるために各世帯2名までに制限し、さらに、各クラスごと観覧保護者を入れ替えをして実施しました。
また、子どもたちにはピアニカ吹奏時以外はマスクを着用させたまま演奏させました。
プログラムごと、会場の空気の入れ替えや観覧席の消毒、共有する楽器の消毒を行いました。
子どもたちは緊張していたと思いますが、保護者の皆様に観てもらうことに喜びを感じながら演奏していたと思います。上手に演奏出来ました。
2歳児クラスすみれ組「こぶたぬきつねこ」「サザエさん」「おどるポンポコリン」
3歳児クラスきく組「世界中の子どもたちが」「カノン」「RPG]
4歳児クラスゆり組「ラデツキー行進曲」「風になりたい」
5歳児クラスひまわり組「ウィリアムテル序曲」「糸」
ひまわり組の演奏終了後(閉幕後)、会場から「アンコール」の拍手が沸き上がり、それに応えて、もう一度幕が開き、プロのサックス奏者「遠藤清太朗」さんをスペシャルゲストでお迎えし、「糸」を子どもたちとセッションしていただきました。
そして、サプライズで子どもたちの感謝の言葉
「おとうさんおかあさん
さいごのがっそうかい みにきてくれて ありがとう
まいにち ほいくえんのおくりむかえをしてくれて ありがとう
いつも おうえんしてくれて ありがとう
だいすきだよ」
に、会場は一気に感動の涙であふれました。
その後、サックスで「アイノカタチ」をソロ演奏していただき、会場を盛り上げていただきました。
遠藤清太朗さんのプロフィール
いわき市出身。27歳。
いわき市の高校を卒業後、東京の「尚美ミュージックカレッジ」でサックスの研鑽を積み、在学中よりプロ活動(全国各地で演奏活動や中高生を対象とした講習会の講師)を行う。
卒業後は関東を中心に演奏活動、指導活動を行う。
2019年にいわき市に活動拠点を移し、「いわきフレンズ」でのメンバーとして様々なイベントに関わる。
現在、キクヤ楽器店でサクソフォン教室の講師。
福島県の「まん延防止」期間延長により合奏会を2週間延期し本日開催させていただきましたが、保護者の皆様にはご理解とご協力、そして、たくさんの拍手をいただき本当にありがとうございました。
子どもたちにマスクを着用させたまま演奏させるなど前代未聞。晴れの舞台に本当はさせたくありませんでした。
しかし、子どもたちの感染リスクを回避させながらも、保護者の皆様に子どもたちの立派な演奏を見せてあげたい聞かせてあげたいという思いで、マスク着用での開催を決断しました。苦渋の決断です。
これが正しかったのか正直わかりません。賛否両論あると思います。合奏会を開催しない(中止にする)ことが一番の感染対策でしょう。
来年こそは、こんなことを悩まずに堂々と顔出し「ノーマスク」で開催出来ることを切に願います。