ひまわり組「雪遊び体験」の延期

昨日、令和3年1月6日(水)のいわき市長の記者会見でもありましたが、いわき市で過去最多の11人のコロナ感染者が確認され、さらに警戒するよう要請がありました。
・不要不急の外出を自粛
・いわき市外への往来を自粛
・いわき市外の人との接触を自粛

明日、1月8日(金)に、ひまわり組「雪遊び体験」として市外(郡山市、猪苗代町)に出かける予定でしたが、このような状況下での園外活動はリスクが高いと判断し、苦渋の決断ですが、「雪遊び体験」を延期いたします。
ひまわり組の保護者の皆様には明日のためにいろいろとご準備をしていただいたと思いますが、このような前日ギリギリでの判断になってしまい誠に申し訳ございません。なにとぞご容赦ください。
尚、「雪遊び体験」は3月に実施するよう検討いたします。

以下は、1月6日のいわき市長の記者会見でのコメントです。

「はじめに、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて、医療の最前線で対応していただいている医療従事者の皆様をはじめ、引き続き、新しい生活様式の実践にご協力をいただいております市民の皆様、事業者の皆様に対しまして、心から感謝申し上げます。

 本日は、市内における新型コロナウイルス感染症患者の急増を踏まえ、改めて、市民の皆様、事業者の皆様への注意喚起を申し上げるため、会見をさせていただいたところであります。
 さて、国が東京など一都三県を対象に、「緊急事態宣言」の再発出を検討している中、昨日も、全国で1日あたりの新規感染者が4,900人を超え、過去最多となるなど、感染拡大が続いております。
 本市におきましても、同様に、昨日、過去最多となる11人の新規感染者が確認されたところであり、ひと月あたりの新規感染者が過去最多となった昨年12月の40人に対し、今月は、既に、5日間で、31人となっており、感染拡大のスピードは一段と増している状況にあると認識しております。
 市におきましては、このような状況も見据え、感染拡大を一日でも早く沈静化させるため、昨年12月28日から本年1月11日までの期間、感染への「最大限の警戒」と7項目の「感染防止対策の再徹底」を集中的に行う「感染防止集中対策一斉行動」を展開しているところでありますが、現下の感染状況を踏まえ、特に注意していただきたい感染防止対策について、改めて、市民の皆様、事業者の皆様に、より一層強くお願い申し上げます。
 
 まず、市民の皆様へのお願いであります。
 仕事やプライベートを問わず、不要不急の外出や往来は、できるだけ自粛していただきますようお願いします。
 また、飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間に及ぶ飲食など、感染リスクが高まる場面を、可能な限り回避してくださるようお願いします。
 昨年12月から昨日1月5日までの感染状況を調査したところ、市外の人との接触機会があった方や、会食をしていた方が感染し、その方から感染が広がっているケースが増えている、ということが明らかになったところであります。従いまして、仕事やプライベートでも、いつも一緒にいる方以外との面会や会食は、リモートを活用するなど、できる限り避けていただきますようお願いいたします。

 次に、事業者の皆様へのお願いであります。
 昨日情報提供させていただきましたが、市内におきまして、接待を伴う飲食店等での感染が確認されております。
 市といたしましては、店舗内での感染拡大が疑われ、その利用者など接触者等の特定ができない場合には、店名等を公表させていただく場合がありますので、「あんしんコロナお知らせシステム」の活用をはじめ、従事者のマスクの徹底や健康管理など、業種ごとのガイドラインに基づく感染防止対策に万全を期されますようお願いいたします。
 また、市におきましては、クラスター防止対策として、高齢者等の福祉施設や接待を伴う飲食店等に従事される方専用の電話相談窓口を設置し、1月4日から相談に応じております。
 無症状でも行動歴や接触歴から感染症への不安のある方は、是非ご相談くださるようお願いいたします。
 繰り返しになりますが、市民の皆様、事業者の皆様と心を一つにして、一日も早くこの感染拡大に歯止めをかけたいと考えておりますので、どうか気を緩めることなく「最大限の警戒」と「感染防止対策の再徹底」について、なお一層のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 また、先ほど申し上げましたとおり、昨日、市内におきまして、11人の新規感染者が確認されたところでありますが、このうち1人は、本市職員であることが判明しましたので、ご説明いたします。
 この職員は、本庁舎に勤務する20代の男性で、症状や経過につきましては、配布しております資料に記載のとおり、本年1月2日に発熱、鼻水、咳症状があり、PCR検査を受けた結果、1月5日に陽性が判明したものであります。
 本庁舎は、昨年12月29日から本年1月3日まで閉庁となっており、当該職員は、12月29日以降、出勤しておらず、また、ご家族からの感染であり、発症時期が年末年始期間中でありましたことから、保健所からは、濃厚接触者の定義に当てはまる来庁者及び職員は、いないとの判断がなされております。
 当該職員が所属する職場におきましては、今回の事案を踏まえ、念のため、職場内の消毒を実施し、引き続き感染予防策を講じた上で、通常どおり業務を継続しております。
 市といたしましては、これまで職員の感染防止について、検温、マスクの着用、手洗いの徹底などの基本的な対策はもとより、庁舎内の消毒などを実施してきたところでありますが、先日の市医療センター職員に続き、今回、本庁舎勤務の職員が感染したことで、市民の皆様にご心配をおかけすることとなりました。
 今回の事案を踏まえ、改めて全職員に対し、本日付で、感染拡大防止の徹底に向け、なお一層の緊張感を持った対応を図ることについて、通知を発出したところであります。
 市民の皆様におかれましても、一日も早い沈静化に向け、「感染防止集中対策一斉行動」へのご協力を改めてお願い申し上げます。
 なお、先ほど、情報提供させていただきましたとおり、1月4日、職員の陽性が確認された医療センターにおきましては、当該職員と接触のあった職員11人について、PCR検査を実施し、昨日までに9人の陰性を確認しておりましたが、残り2人につきましても、本日、PCR検査の結果、陰性であることを確認しましたので、ご報告いたします。」