好間中学校と合同避難訓練2025.6.13

水害時、さくら保育園があるいわき市好間町の指定避難所はいわき市立好間中学校です。


この度、いわき市の災害対策課から「好間中学校とさくら保育園の合同避難訓練」のご提案に賛同し、本日、令和7年6月13日(金)にいわき市監修で実施しました。
さくら保育園では、好間中学校に避難する避難訓練はシミュレーションで毎年実施してきましたが、実際に好間中学校に避難する訓練は初めて。
好間中学校の生徒さんも「避難所開設の訓練」は毎年しているそうですが、実際に避難者を受け入れての訓練は初めてだそうです。
お互いに利益が一致(Win-Win)したのです。
さくら保育園で合同避難訓練に参加したのは年長児5歳児クラスひまわり組の子どもたち。
園バスに乗り込んでさくら保育園を出発し、好間中学校の体育館に避難。

中学3年生の誘導で、受付および検温とアルコール消毒を行い、避難完了。
生徒さんの中にはさくら保育園の卒園生がたくさんいて、久しぶりの再会。とても立派に成長していました。

その後、段ボールベッドや防災テントや消防車の見学をさせていただきました。
子どもたちはみんな「楽しかった」そうです。

お互いにとても良い経験および訓練が出来ました。

好間中学校は、防災に関しいわき市のモデル校となっており、令和元年10月の台風で地域が甚大な被害を受けたのを踏まえ、総合的な学習の時間を活用して防災学習に取り組んでいます。1年生は防災ハンドブック、2年生は地区防災マップ、3年生は避難所開設マニュアルをそれぞれ作成。市内の福祉事業者や自主防災組織などとも連携しながら、自助・共助・公助の重要性を学んでいるそうです。
また、毎日新聞社と兵庫県などが主催する全国的な大会「令和6年度ぼうさい甲子園」奨励賞に選ばれました。受賞は3年連続3度目。
とても誇らしく頼もしいです。