七五三2024.11.15

本日、令和6年11月15日(金)は「七五三」です。
七五三(しちごさん)とは、子どもの成長を祝い、神社にお参りをして、これからの健康を祈願する日本の伝統的な行事です。
昔からの習わしでは、数え年(生まれた年を一歳と数え、次の1月1日で二歳となる数え方)で、男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳でお祝いをします。
さくら保育園では年齢に関係なく全クラス全園児に七五三に付き物の「千歳飴(ちとせあめ)」をプレゼントしました。
大きいクラスは千歳飴袋のイラストに思い思いに塗り絵をしました。

本日お持ち帰りしますので、おうちでお召し上がりください。

子どもたちの健やかな成長をお祈りいたします。

千歳飴とは・・・
七五三のお祝いに欠かせないお菓子です。
子どもの成長に感謝して長寿を願う七五三では、神社やお寺にお詣りし、千歳飴を食べてお祝いします。
砂糖と水飴が原料の千歳飴は、引っ張ると伸びることから、「飴のように長く伸びる」ことを「長生きする」になぞらえて、「千歳(1000年)まで長生きしてほしい」という思いが込められています。
千歳飴は「子どもが食べるもの」という印象が強いですが、長い千歳飴を折って、家族みんなで子どもの長寿を願いながら食べるものだそうです。
長い千歳飴を折ってはいけないと考えている人もいますが、そのようなルールはありません。
食べやすいように折ったり砕いたりしても問題ありませんので、家族みんなで召し上がってください。

七五三の服装

三歳女の子

「三つ身(みつみ)」と呼ばれる着物の上に被布(ひふ)という袖のない上着を着るのが一般的です。三つ身は帯をつけず、紐で結ぶだけなので、着物に慣れない小さなお子様におすすめです。お子様への負担も少なく、着崩れしにくい仕様となっています。

女の子被布コートセット

三歳男の子

三歳男の子は「羽織袴(はおりはかま)」を着用することが一般的ですが、ここ最近は三歳の女の子と同様、「三つ身(みつみ)」の上に被布(ひふ)セットを選ばれる方も増えてきています。袴をつけないので、着物に慣れていない小さなお子様にもおすすめのスタイルです。
五歳の七五三に羽織袴を着るのであれば、三歳には被布コートセットで子供らしい写真を残すのも素敵ですね。

男の子被布コートセット

五歳男の子

「羽織袴(はおりはかま)」を着ます「羽織袴(はおりはかま)」は伝統的でフォーマルな男性の着物姿です。袴に短剣を指し、末広と呼ばれる扇子を持ちます。羽織のデザインは鷹や兜などをモチーフにした羽織が人気です。

五歳羽織袴セット

七歳女の子

「四つ身(よつみ)」という、子供サイズの大人と同じ着物を着ます。帯はすでに結んで仕上がった「作り帯(つくりおび)」という帯を用いられることが多いようです。また、扇子や筥迫(はこせこ)などの小物が必要となります。

七歳四つ身と作り帯セット